水族館で見るクラゲの水槽は、ライトなどで演出されてとても綺麗に見えますよね。
家でも観賞魚としてクラゲを飼育できたらと思ってしまいます。
生態を観察するのも楽しいし、ただ浮いているのを眺めているだけでも癒されそうです。
他のかわいい観賞魚と一緒に飼育して、自宅でミニアクアリウム気分を楽しむなんていうのも素敵ですね。
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家庭でクラゲを飼育するのは難しい?クラゲの寿命は!?
結論から言うと、家庭でクラゲを飼育するのは水質管理など飼育環境の保持に非常に手間がかかります。
通常クラゲの寿命は1年前後のものが多く、その場合徐々に衰弱して海に溶けていきます。
飼育下においてはよほど環境を整えないと数ヶ月ももたないでしょう。
不老不死のクラゲがいた!
余談ですが、ベニクラゲは『不老不死のクラゲ』と呼ばれています。
多くのクラゲは最終的に溶けて消滅するのに対し、ベニクラゲは衰弱したらクラゲの成長段階である『ポリプ』というものに戻るのです。
ポリプと成体の状態を繰り返していく成長形態が、不老不死と呼ばれるゆえんなのですね。
一緒に水槽に入れて飼育できる魚はあるの!?
てっとり早く、家にある水槽で他の海洋性の魚と一緒に飼えたらいいのですが、クラゲと混泳できる魚はほぼ存在しないと言っていいでしょう。
海洋魚との相性は?
見た目がきれいだからといって、観賞魚と一緒に水槽に入れるとクラゲが食べられてしまいます。
他の海洋魚も同じです。
そもそもクラゲには魚を弱らせる毒がありますし、混泳はしないほうがいいでしょう。
他の種類のクラゲとの相性は?
種類によってはクラゲがクラゲに食べられてしまうケースがあります。
また、毒の強さにも差があるため、どちらかのクラゲが弱ってくるかもしれません。
まとめ
クラゲの種類によっては混泳可能な魚もあるようですが、飼育環境を整える手間を考えたら単体で飼育するのがおすすめです。
どうしても混泳させたいのであれば、シリコン製の人工クラゲを代用するという選択もあります。
千円程度で購入でき、お手入れも楽にはなりますね。
色々試してみるのも楽しいものです。