エフィラとはクラゲの赤ちゃん。小さめのボタンぐらいの大きさで水中を漂う姿が愛らしいです。
クラゲのエフィラを飼育するのはそれほど難しくはありませんが、小さくて繊細な生き物ですから、水槽の環境や餌には注意が必要です。
どんな点に注意して飼育すれば良いのでしょうか。
エフィラの飼育方法。水槽や餌は?
エフィラの飼育に必要な環境は?
水槽を用意します。
エフィラは5ミリから大きくても30ミリの大きさです。
通常の大きさの水槽では観察も飼育も難しいです。小さめの容器を用意します。
大きさはワイングラスから、せいぜい二リットルのペットボトルサイズまで。
ゆるい水流が必要です。
小さめのエアポンプを用意します。
ろ過装置は必要ありません。
通常のろ過装置ですと、エフィラが吸い込まれて危険です。
容器を用意したら、人工海水を作り海水の温度を落ち着かせます。
水温は低めに設定しましょう。
暑い時期には部屋にクーラーを入れるなどして、水温を上げないように注意します。
水流はゆるく、エフィラが水中を漂うように動き回れるのが理想です。
小さい容器で飼育する場合、換水する時は容器の水すべてを取り替えます。
エフィラの飼育に必要な餌は?
エフィラの餌もクラゲと同じです。
ブラインシュリンプを1日に一回与えます。
たくさん与える必要はありません。20分程度で食べきれる量を与えます。
成長に伴ってたくさん食べるようになりますが、いつの場合でも20分前後で食べきるのを目安に与えれば失敗しません。
残った餌はピペットで吸い取り、水を汚さないようにします。
卵から孵化したブラインシュリンプを与えるのが一般的ですが、たまに冷凍の栄養添加されたものを与えるのも良いでしょう。
ただし、固体によって冷凍物を食べないエフィラもいるので、様子を見ながら少しづつ与えます。
水を常に綺麗にしておくことも重要です。
汚い水の中では食欲も落ち、エフィラの成長に影響します。
残った餌などで水が汚れたと思ったら、換水します。
まとめ
クラゲのエフィラはクラゲの赤ちゃん。飼育方法も簡単です。
小さくて水の中を漂う姿は本当に愛らしいです。
小さな容器で飼育できることも魅力的です。餌のブラインシュリンプも使用する都度孵化させれば良いので買い置きできます。
かわいい容器の中を漂うエフィラの姿は、あなたを癒してくれるでしょう。