ミリサイズのポリプを育てるのは、最小のアクアリウムとも呼ばれます。
ポリプを採取するのはどんな方法が最も簡単でしょうか。
また、小さなポリプを飼うにはどんな餌が必要なのでしょう。
こんなの見てるとどんどん時間が過ぎてしまう。 イソギンチャクみたいなクラゲ
のポリプ。 pic.twitter.com/7mlOQu9GHM— Satoshi@ウミウシおやじ (@Satoshi23225289) 2016年9月28日
クラゲのポリプを採取して飼育してみよう！
クラゲのポリプの採取方法は？
ポリプはクラゲと違って、海底で岩などにくっついています。
たまたま採取した岩にポリプがくっ付いていることはありますが、それは宝くじに当たるようなもの。
今回は、採取したクラゲからポリプを遊離させる、上級者向けテクニックをご紹介します。
クラゲは海の中、水面を漂っている生き物なので、波の強い場所にずっといることはできません。
波の穏やかな岩場や漁港の波打ち際など波の緩やかな場所を探します。
海面に浮かんでる漂流物が溜まっている場所が狙い目！
クラゲも漂流物と一緒に漂っていることが多いのです。
ここにいそうかな？と思うところに目星をつけたら、海水を柄の長いひしゃくか紐の付いたバケツですくいます。
海のそばの作業は救命胴衣を必ずつけましょう！
網ですくうのはNG。
クラゲの体が押しつぶされてしまう危険性があります。
すくった海水を透明な容器に入れ、光に透かして見るとクラゲを見つけることができます。
クラゲだけ別の容器に入れて持ち帰ります。
持ち帰ったクラゲの成熟したメスからプラヌラを採取して、海水の容器に入れます。
容器は小さいものが良いです。
シャーレのような平たいものが観察や管理に向いています。
容器内部にプラヌラが固着するとポリプになります。
ポリプになったのを確認してから、餌を与えるようにします。
クラゲのポリプ。採取した後の餌は？
ポリプの餌はクラゲと同じです。
孵化させたブラインシュリンプを1日一回少量与えます。
ピポットなどで触手のそばにそっと乗せるように与えます。
ほんの一滴か二滴でしょうか。与えすぎは良くありません。
ポリプの飼育には水質を保つことがなにより大切です。
食べ残しやポリフの排泄物はこまめに取り除き、換水は水槽全体の水を替えるようにします。
まとめ
クラゲからポリプを採取する方法をご紹介しました。
しかし、すべてのクラゲからポリプを採取できるとは限りません。
手軽にポリプを手に入れるには、専門のペットショップを利用するのが便利です。
ポリプは小さく、飢餓にも強いため、郵送などで簡単に手に入れることができます。
確実にポリプを採取するためにペットショップを利用するのもいいかもしれませんね。
