水ぶくれが発生する原因は色々あります。
やけどだったり靴擦れだったり、ヘルペスなどのウイルス性水ぶくれもつらいですよね。
クラゲに刺されても水ぶくれが出来てしまう場合が多いですが、ぶよぶよして気持ちのいいものではありません。
早く何とかしたいと思うものですが、実際にはどのようにするのが一番いいのでしょうか?
ここでは、一般的な水ぶくれの対処法とクラゲに刺されてできた水ぶくれの治療法についてまとめました。
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水ぶくれはどうしてできるの?水分の成分は?
一般的に水ぶくれは、表皮の下に水分がたまった状態のことです。
何らかの原因で損傷した組織からしみ出てきたリンパ液や血清で構成されており、その損傷を治す役割があります。
水ぶくれができる原因には大きくわけて3つあります。
靴擦れや火傷など物理的原因、水疱瘡や帯状疱疹などのウィルス感染、虫刺されや接触皮膚炎など湿疹と呼ばれるものになります。
水ぶくれはつぶした方がいいの?正しい対処法は?
基本的には、どの水ぶくれもつぶさずにそのままにしておくのが一番です。
水ぶくれが破れると中に雑菌が入って感染し、悪化しやすくなるためです。
水ぶくれの中は無菌状態で組織の感染の心配がありませんし、溜まっている水分も治癒が進むとともに自然に組織に吸収されていくのです。
クラゲに刺されてできた水ぶくれも同じ!?
一般的に毒を持つ虫に刺されると、皮膚に注入された有毒成分がアレルギー反応を起こし、皮膚に炎症が起こります。
クラゲ毒による症状もこれと同じしくみで水ぶくれができます。
無理につぶしたら傷跡が残るかもしれませんので、基本的には皮膚科を受診して適切な薬の処方を受けるべきでしょう。
病院へ行くほどではない場合は、市販の虫刺されの塗り薬で対応できます。
重症になれば坑ヒスタミン軟膏やステロイド系軟膏の選択もありますが、副作用があるため連続使用は控えます。
どうしても水ぶくれをなくしたい!安全につぶす方法って!?
それでもどうしても水ぶくれを早くなくしたい!という方のために、靴擦れの水ぶくれのつぶし方をご紹介します。
まずアルコール等で消毒した針を水ぶくれの皮膚に刺し、中から出てくる水分をしっかりふき取ります。
最後に滅菌ガーゼなどで保護、自然乾燥が好ましいとも言われます。
もしもその後炎症を起こしたりした場合は、細菌が入っていると思われますので、皮膚科の受診をおすすめします。
まとめ
皮膚のトラブルは処理を間違うと深刻化してしまいますので、なるべく刺激の少ない方法をとるのが安全です。
基本的には、水ぶくれをつぶす方がいいのは、靴擦れの場合くらいです。
人間本来の治癒力を信じて辛抱強く治療すれば、跡形もなく元通りの肌にもどるはずです。