クラゲに刺されたときには、お酢をかけるといいとよく言われていますが、なぜ毒にはお酢が効果的なのでしょうか。
お酢にはどのような効果があるのでしょうか。

クラゲ 刺される 病院

クラゲの毒にはなぜお酢が効果的?

お酢には毒を回りにくくする効果があると言われています
オーストラリアの看板には「海洋生物に刺された場合はお酢をかけ、こすらずにお医者さんに行きましょう」と注意書きがしてあります。

お酢を使うときの注意点について

クラゲの毒にはお酢が効果的だと言われていますが、すべてのクラゲの毒に効果があるとは限りません。
毒を分解する効果も、クラゲの種類によっては逆効果だと言われています。
お酢を使うことで、毒がさらに悪化する場合もあるので、クラゲの種類がはっきりと分からない限り、お酢は使わない方がいいとも言われています

お酢が効果的なクラゲ

赤クラゲ、アンドンクラゲ、ハブクラゲの毒にはお酢は効果的だと言われています

海水を使って体に付着したクラゲの触手を洗い流し、刺された幹部にお酢をかけます。
患部を冷やし、消毒をした後、抗ヒスタミン軟膏やステロイド軟膏を塗って応急処置が完了します。

あくまでも応急処置なので、症状がひどくならなくても、念のため病院に行くことをお勧めします。

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カツオノエボシには要注意

カツオノエボシには、非常に強い毒を持っています。
電気クラゲという別名もあり、刺されると強烈に痛み、命の危険を伴うほどの毒を持ったクラゲだと言われています。

通常のクラゲには応急処理としてお酢が使われていますが、このクラゲについては逆効果だと言われています。

お酢はもちろん、真水もNGだと言われています。

まとめ

クラゲの毒にお酢をかけると、毒が回りにくくなると言われています。
そのため、応急処置のためにお酢をかけて病院へ行くといいとも言われており、オーストラリアでもそのような看板が立てられているのです。

しかし、どのクラゲでもお酢が効果的だとは限りません。

命の危険性のあるクラゲもいると言われており、お酢や真水をかけると刺激が強く、毒も回りやすくなると言われているので気を付けなければいけません。

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