夏になると海水浴を楽しむ人がたくさんいます。
しかし、お盆になると、クラゲがたくさん出てくるのです。
どうしてお盆になるとたくさんのクラゲに遭遇するのでしょうか。
お盆にクラゲが増えるのはどうして?
お盆になるとたくさんのクラゲが浜辺に打ち上げられていたり、海の中を泳いでいます。
遠くから眺めている分にはすごく綺麗で癒やされる存在なのですが、一度刺されるとすごく痛くて痒くて大変です。
お盆に増えるのはどうしてなのでしょうか。
日本の海域でよく見かけられるクラゲ
日本の地域でよく見かけるクラゲとしては、ミズクラゲ・アンドンクラゲ・アカクラゲ・カツオノエボシの4種類のクラゲがよく見られます。
クラゲは1年中生息しているのですが、その中でも一番見かけるのはお盆だと言われています。
クラゲの成長過程の中で、ポリプ期という期間がありポリプから遊離して海中を漂い、やがて成体へと変貌を遂げるのです。
その過程が行われるのがちょうどお盆の時期だと言われているのです。
お盆の時期にクラゲが増えるのは、クラゲが幼体から成体に大きく成長する時期だからとも言われています。
お盆を過ぎたら海水浴はできるの?
お盆になると、クラゲがたくさん現れますが、お盆を過ぎたらもう大丈夫なのでしょうか?
クラゲはお盆を過ぎると海中を大量にウヨウヨと漂います。
クラゲの大量発生によって恐れることと言えば、その毒性にあります。
触手も長く、気づかずに近くを泳いでいると、刺されてしまう可能性もあるので注意しなければいけません。
毒を持っているクラゲの中で、特に毒性が強いのがカツオノエボシというクラゲです。
一度刺されてしまうと、数年は傷跡が残ると言われています。
まとめ
クラゲがお盆になると増える理由には、幼体から成体へ変わる時期だからだと言われています。
そして、お盆を過ぎると、生体になったクラゲがうようよと泳いでいるので、お盆になったころからは海水に行かないようにした方がいいのです。
クラゲにとって適切温度は、20~30℃と言われており、クラゲがお盆時期に増える理由の一つとして、温度が最適温度になるからだとも言われています。