クラゲと言えば、毒を持っている印象が強いですが、毒を持っていないクラゲもいるのです。
毒を持っていても、通常のクラゲよりも、より強力な毒を持ったクラゲもいるので、注意しなければいけません。
毒を持つクラゲの見分け方
クラゲの毒は、触手についている刺胞という部分に毒針が潜んでいます。
クラゲは、海の狩人とも言われており、この毒針を使って、動物プランクトンや甲殻類を捕まえて食べています。
クラゲには毒があるのですが、人間に対して強力な毒性を示すものは数十種にすぎません。
ミズクラゲの毒性
クラゲには毒性の強いものも数十種類いますが、ミズクラゲについては、他のクラゲに比べると毒性は非常に弱いです。
ハブクラゲの4分の1程度の毒の効果なのだそうです。
ミズクラゲの毒は、ほとんど痛みがないのですが、確執が弱い部分に触れると多少の痛みを伴うと言われています。
ミズクラゲに刺されても、病院に行くほどではありませんが、痛くてピリピリすることがあれば、水で流すようにしましょう。
基本的にミズクラゲは怖がる必要はないのですが、むやみに触らないようにしましょう。
そして、子供の皮膚は大人の皮膚よりも弱いので、近くにミズクラゲがいた場合には、注意しなければいけません。
パラオのジェリーフィッシュレイク
パラオ共和国にある、ロックアイランド島には「ジェリーフィッシュレイク」と呼ばれているクラゲだらけの湖があります。
たくさんいるクラゲは「タコクラゲ」と言われており、毒を持っていないクラゲなので、一緒に泳ぐことが出来るダイビングスポットとして観光名所になっています。
クラゲだらけでおぞましく感じると思いますが、実際に泳いだ人の感想では、幻想的な空間だったと言っている人がほとんどだと言います。
まとめ
クラゲにはどのクラゲも毒を持っているというわけではないようです。
毒を持っていないクラゲや、毒が弱いクラゲなども存在しているのです。
パラオ共和国の「ジェリーフィッシュレイク」は毒を持っていないクラゲがいるだけではなく、一緒に泳ぐこともできると言われており、幻想的な空間を体感することが出来ると言われています。
クラゲと一緒に泳ぐことが出来る空間があるのは、不思議な感じがしますね。