クラゲに限らず、動物を飼うときは、魚でも鳥でも犬でも、大きな水槽や鳥籠、広い空間で飼ってやる方が、動物たちはのびのびと生きられます。

しかし、飼う側の都合、場所の都合や予算の都合などで、小型の容器にしたいという場合も多いですよね。

クラゲを飼うには、通常水槽を用いるが、小型の水槽よりももっと手軽に、テーブルの上に置いたり、片手で目の前まで持って来たりできるような瓶で飼いたいという人もいますよね。

すでに瓶詰されたクラゲが販売されているが、クラゲは瓶でも飼育できます!

その際の注意点を整理しましょう。

クラゲ 毒 性質

どんな瓶がよいか

どんな瓶でも良いです。

ジャムの空き瓶、コップ、ワイングラスなどどれでも使えるます

大きさはなるべくなら大きい方がよいが、あまり問題ありません。

蓋があっても、なくとも良いです。

瓶の厚みは薄い方が見やすいが、あまり薄いと瓶が壊れやすいから避けた方がよいが、基本的には問わないようです。

瓶における飼育で用意するもの

・容器(瓶)、予備用も含めて同じものを2個またはそれ以上
海水、人工海水の素も可、人工海水用の計量スプーン
塩素中和剤
・エサ、部ラインシュリンプ
・クラゲを掬うスプーンまたはレンゲ
・パネルヒーター、水温を25℃に保つ
 (クーラーもあればよいが高価なので、夏は涼しいところを選ぶ)
・ピペット
クラゲ、1瓶に1個体とする、傘径は瓶のサイズによるが最大でも3cmくらいまで。
  傘径が大きくなったら、別のクラゲに換えてやる。
 (ポリプからいっしょに出てきた兄弟なら2、3匹も可)

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瓶における飼育の仕方

・エサは1日回与える、餌の量は15分くらいで食べ切るくらい、食べ残しはピペットで取り除く。
換水を基本的に毎日行う、全部の海水を交換する。その際、予備の容器に換水する海水を入れ、クラゲはスプーンまたはレンゲを使って移動する。それまで使用していた容器は洗剤を使わずに洗っておく。換水は、汚れが目立ったり、濁りが見えたりしたらその都度行う。
・その他、ごみなどはピペットで取り除き、瓶内は常に清浄にしておく

まとめ

容器の大小にかかわらず、クラゲの飼育には、水質と温度の海水の管理を毎日の換水で行うことと、毎日のエサやりが必須です。

瓶で、容器が小さいからといって手を抜くと、早死にしてしまいます。

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